「汚染地帯への強制帰還」は人権蹂躙




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SPUTNIK
グリンピース・ロシア 福島第一原発事故被災者の権利尊重を訴える書簡を日本政府に送る
『スプートニク』 2017年03月12日 http://sptnkne.ws/dMqG
福島第一原発事故から6年が経ち、発電所付近の放射線量は、本質的に下がった。原発に比較的近い場所に、人が3時間滞在した場合でも、受ける放射線量は0.03ミリシーベルト以下である。この量は、胸部をレントゲン撮影する際の数値に等しい。放射線と戦う事ができるレベルだ。チェルノブィリ原発事故からこれまで、人類は、土壌の表面を除去したり、汚染された土壌を埋めてしまうよりほかに、良い方法を思いつけないでいる。日本でも、汚染された表土は除去されたが、埋められることはなく、特別の袋に詰められて集められた。福島では、放射能に汚染された土の入ったそうした袋が、すでに野原一杯になっている。

(以下抜粋)
原子炉を支えるコンクリートの基底部脇のレベルは、何と500シーベルト

2017年3月31日、福島第一原発から30キロに位置する飯舘村の大半の地域では避難指示が解除

さらに1年後には、これらの地区の旧住民に対する補償金支払いが停止

日本政府
旧住民が受けることになるだろう放射線がどのくらいかについて、評価がなされなかったことを認めている。

原子力産業
破滅的結果であるにもかかわらず、福島の生活は正常になるかのように主張

グリンピース・ロシア
日本政府に対し、被災者の人権を尊重し、部分的に汚染が残る場所へ彼らを無理に帰還させないよう求める書簡を送った

グリンピース・ロシア反核プログラムの責任者、ラシド・アリモフ氏
「放射性物質に汚染された土地の完全な除染はできない」
「汚染地区への経済的強制移住が進められている」
「安全に関する偽りの理解を創り出してはならない」
「問題は、放射性元素が、水や食品、あるいは呼吸することを通して体内に入り込んで起こる内部被爆」
「特に悪影響を受けるのが、子供達」
「原子力産業側は、事故に対する自分達の責任を軽くすることを目指し、政府は政府で財政負担を軽減したいと欲している」

福島県の富岡町や双葉町などから避難した人々は皆が、あたかも6年前に離れた町への帰還を心待ちにしているように見られている。町には人々が生活していた証は残ってはいるものの、まるでゴーストタウンのようだ。しかしこれこそが、人間の活動がどんな結末をもたらすのかを我々に思い出させてくれる厳しい現実なのだ。
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