腹に一物 背に二物

 2015/12/22(火)2  陰謀論者には世界が見えない
無数の陰謀が渦を巻き
特定の勢力が世界を動かす!というのは妄想
PO
「米国発表の脅威リスト、ロシアは列挙されず」(記事)
これは米国の外交問題評議会(CFR)の「予防的最優先調査」。
いっぽう…、
『ブルームバーグ』は、来年2016年の「悲観的予測ワースト10」を発表。ロシアの政治の国際舞台での成功が予測されている。
第1のシナリオはプーチン大統領が「ダーイシュ(IS、イスラム国)」との戦いの合意プロセスで「オバマ米大統領をまんまと騙し」、ロシアに都合のいい条件を押し出すというもの。
さらに、メルケル独首相が欧州実業界の代表らの説得に負け、反露制裁の緩和に同意する。こうしてプーチン氏は自分に必要なものを全て手に入れる。
もうひとつ。
『ブルームバーグ』が考える不快なサプライズは、共和党に大統領選への出馬をとりつけたドナルド・トランプ氏がその後、選挙戦で躍進するというもの。 
(記事)

世界を陰謀論でもって、いとも簡単に分析してしまう論者がいる。

オバマは欧州寡頭勢力寄りのゴールドマンサックスの傀儡(かいらい)だの、金正恩は米国CIAが動かしているの、やれイルミナティの、ロックフェラの、ロスチャイルドの、王族会議のと…、世界が特定勢力の意のままに動いているかのように考える単純な連中だ。

たしかに…、アベッチが米国戦争屋勢力の戦争陰謀に忠実に従う姿をみれば、日本の政治は陰謀論でスッキリと分析ができる。

しかし、そのロボットの安倍も、あるときはアーミテージやM・グリーンの意を受け、次には日米合同委員会の意向を真に受け、谷内正太郎の意見も聞き…、その時々の圧力や申し入れに合わせながらも、最後は総理として政治的な決定を下す…。

特定勢力の安倍担当者が安倍に付きっきりで安倍晋三に指示を出しているワケではない。

「米国大統領も、しょせんは米国奥の院の操り人形だ」という陰謀論もあるが、憶測でしかない。

米国大統領には国内外からの強力な依願・請願から暗殺含みの脅迫まで強烈な圧力がかかる…。その「圧力」や「要請」をカワしながら最終決定を下すのはオバマであり、大統領専決特権という強権だ。

かつてオバマは、“暗殺含み”のオドシをかけられ、「シリア空爆を決定!」と発表した。ところがオバマは「即!シリア空爆」とはせずに、議会の承認を求めた。これでシリア空爆は結局は実行されず。

この狡猾な「延期主義」は、戦争屋の恐喝をカワすためのオバマ独特の得意技だ。 (記事)

結局のところ、政治的決定は大統領の人間的な資質で決まるのだ。

ところで…、きょうのオバマとプーチンのツーショットを見れば、二人の相性がピッタシカンカンであることが分かるだろう。

「テキ」にスキさえ見せて、談笑する二人…。

これが例えばプーチンとマケインだったら、場は険悪な噴霧器になってしまう。何も決まらない。下手すると軍事衝突が勃発する。

世界のトップ首脳が丁々発止のネゴをする高度な国際政治も、その政治過程は、首脳たちの相性や個性によって左右されるのだ。

米国戦争屋が上の写真を見たら、「オバマの野郎は、なんでプーチンなんかと仲良くしてるんだ?!」 と怒り心頭であろう。

それでもオバマは邪悪な陰謀勢力の圧力をイナし、オドシをカワしながら、アメリカ合衆国を非戦(戦争をしない)国家につくりかえてきた。

このヘンの綾(あや)は、陰謀論者には分からないだろう。
飯山 一郎


一つ言えるのは

プーチン、はよ助けに来て!!!


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